2019年9月23日月曜日

園芸悪ガキ三兄弟とオーダーバッグのお話です🙈🙉🙊

大人になってから友達を作るのはなかなか難しい、でも出会えた友達はとても大切な宝物になります。

今日はそんな友達から受けたオーダーバッグのお話です。



  k 「兄さんバッグ作って

   (彼は僕のことを兄さんと呼びます。僕は三兄弟の長男なので当然ですが(笑))」
  s 「いいよ」



ある日、末っ子のkと食事をしながら、ざっくりとサイズについてのすり合わせをしてあとはお任せというオーダー内容になりました。

毎日全国のあちこちを、そして時には海外にも飛び回っている彼の日々の動きを考えてバッグの構想を練って練って・・・出来上がりました。



  s 「できたよ~」
   と連絡した数日後、彼がバッグを受け取りにやってきました。

 





      s 「これだよ、ドラゴン帆布とデニムのコラボ
   バッグ」
  「おーすげぇー」
  「じゃあ、使い方を説明するね、、、、」









普通、バッグにはあまり使い方の説明は要らないものですがこのバッグは、からくり的な一面があるので簡単な説明をしていた時、、、

    k 「兄さん、このデニムってさぁ・・・・」
  s 「・・・・しんさんのデニムだよ」
  k 「やっぱり・・・見た瞬間そんな気がしたんだけど・・・。僕から言っちゃいけない気がして
   言わなかったんだけどやっぱりしんさんのデニムだったんだ・・・(涙)」





僕と彼(大野耕生)としんさん(柳生真吾)は、25年位前に園芸(植物)を通して出会い、
悪友の名が通るほど色々な事をした3人組でした。


でも数年前にしんさんは病気で僕たちの前から居なくなり、こうやって二人で会うとしんさんの事を話さないことはなく、いつまでも二人の心の中にたくさんのしんさんが今でも生きています。

あれは確か数年前のある日、しんさんから

「進さん履けない?」

と数本のデニムを僕の前に・・・

僕は三兄弟の長男なのに以前から時々次男の(しんさん)おさがりが回ってくるのです(笑)
そんなおさがり、今まではその中から物色して自分の好みの物だけをもらっていました。
でも、この時は何だったのでしょうか?出されたデニムを試着もせず持ち帰りました。
実際履いてみるとかなりサイズが大きくて履くことはできずに・・・

その後しんさんは何度となく病と闘いましたが帰らぬ人になってしまいました。

思い出のデニムをもう一度眺めた時に思ったのです。
このデニムって健康な時に履きまくっていたデニム?
僕にくれた時はしんさんにも大きくなっていて履けなくなるくらい痩せてしまっていたんだなぁと・・・

今回、末っ子の耕ちゃんからバッグのオーダーをもらったときに、僕はこのデニムを取り入れてバッグを作ろう、そしてしんさんがいつもそばに感じられるように、全国のガーデンで園芸活動をする彼の仕事場へしんさんを連れて行ってあげてと言う気持ちを込めて。




当然ですがこのバッグには僕からの思いもプラスしています。
毎日出張続きですからそれなりに考えを詰め込んだバッグになりました。
そんなバッグ!もちろんですが喜んでくれないはずはありませんね(笑)

バッグのオーダーは彼にとって生まれて初めての経験だったのようですがとても満足してくれたようです。
想いが届いて良かった!


しかし心残りがひとつ!僕からの思いが詰まったバッグをしんさんにも作ってあげたかった!
それがただただ、悔しい。
でも、いつ何があっても、いつまでも大事な三兄弟です。それは変わることはありません。




話はそれてしまいましたが、実際バッグをオーダーする機会に巡り会える方は少ないのではないかと思います。
さらに、”オーダー”というとなんだかかしこまった感じがしますが、

「こんなバッグが欲しいんです。サイズはこれくらいで、こういう時に使うイメージのバッグなんですけど」
と、話していただけたらそのざっくりとしたイメージから形が出来上がっていきます。

気軽に相談できる街のバッグ屋さん、僕はそういう存在になりたいと思っています。

僕は依頼を受けて作っている間、そのオーダーをいただいた人のことをずっと考えながら製作します。
自分の欲しいバッグが作りたいというお客さまの思いを一緒に形にする仕事ができたら、
そしてそのことでお客さまの毎日の生活の中に少しでもゆとりと楽しさを増やすお手伝いができたら幸せです。

ぜひ、お気軽にご相談ください。
ホームページ https://www.ito-gaku.com
オンラインショップでも多数ご用意しております。
https://itogaku.thebase.in/


最後に、本日9月23日をもちまして当社は31年目を迎えることができました。
皆様のおかげでここまで続けてくることができました事に心から感謝しております。

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2019年9月16日月曜日

人気!!ドラゴン帆布バッグの進化版が登場!🐲🐲

ito-gakuのオーダーバッグの中で大人気のドラゴン帆布のトートバッグ。



   今までの2種(azaazisアザーアジス・biyah agaanビアアガーン)を融合させた今年の進化版と、
     さらに今までにはないito-gakuらしいショルダーバッグの登場です。










これまでの、azaazis(アザーアジス)の特徴は外側の革の大きなポケットとざっくりとした大きさ。















これまでの、agaan(ビアアガーン)の特徴はシンプルなデザインとラフに持ち歩ける大きさ、そして2wayで持ち方を変えられる2つの取っ手が特徴!!







進化版の、new azaazis(ニューアザーアジス)は
その2つのバッグのいいところどりで出来上がりました。




次なる新作は、ショルダーな「awos(アオス)」。。


こちらも中々のいい感じに仕上がりました。






こだわりは、ダールメッキ(艶消しブラック)で仕上げた金物群!!
持っていてたのしぃ~~






さてさて、今回のこの二つのバッグ如何だったでしょうか?
ドラゴン帆布って男の子っぽい!?いやいや違います。ドラゴンを持った女性群の一言。
「使うほどに柔らかく身体になじむ」
「使うほどに可愛い経年変化が訪れる」
「使うほどにスタイルの幅が広がった」
などなど、、、

このデザインの他にも女性目線で作ったバッグもご用意しておりますので、是非この機会にカッコよく連れて歩いてください。

それでは、じっくりとネットショップで・・・

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2019年9月3日火曜日

タイの山岳少数民族「モン族」の古布をあしらった新作登場!!








今までになかった雰囲気とデザインのバッグが出来上がりました。

生地はタイの山岳少数民族、モン族の伝統的な刺繍と
プリントにアップリケが施され、これまでのラインナップとは全く印象が異なる
dzil(ゼフス)」「山」というシリーズです。

さて、この素晴らしい色使いや柄に一目惚れをして仕入れてきたものの
どのような形にして行こうかこれからが大変な作業です。


この生地だけを使ったバッグにしてしまうと日本で持ち歩くには主張が強すぎて、よくある事ですが旅先で見たときは良いと思って連れて帰ってくると、どうにも使いこなせない。そしていつの間にか箪笥の肥やしに。

そんなバッグにはしたくありませんね。

さて、いよいよ「モン族Xito-gaku」の、コラボが始まります。
刺繍やアップリケの色のトーンを抑えるために選んだ生地は、コットン混じりの麻デニム!!色もなかなかマッチしています。このモン族の生地には腰が無いのでこの位しっかりした生地を使わないとバッグはできませんね。

最初に考えたバッグは、リバーシブルで使えるショルダータイプ!!
・・・できあがってみると。
なんとito-gakuで選んだ生地がモン族の生地に負けていました(´;ω;`)
やはりモン族の生地は扱いが難しそうだ。

しかし、何とかして製品にしなければ・・・
そこで、ステッチで勝負を仕掛けることに。
全体的に丸い形のバッグ!!そうだぐるぐるとした渦巻のような図柄を入れてみよう。







できあがったものは、こちら。














水袋のような形にこのステッチがなかなかいい(笑)
渦巻ステッチは丸だったり四角だったり全商品に入れてます。








ブログを書くにあたり少しモン族の事を学んでみました。

モン族はもともと、中国南部の山岳地方で暮らす少数民族。長い間、山の中で自然に宿る精霊を信じ、山の斜面の焼畑で米やトウモロコシを作り、自然と共に平和に暮らしていました。
しかし、19世紀に入ってから大国からの迫害やミャンマー、ラオスでの政情不安からタイへ亡命、あるいは難民として流出し、そこで暮らすようになりました。そんな大変な歴史の中でも彼らは自分たちの民族の誇りと伝統を守るため、文字を使わない独自の文化を築き上げていきました。モン族は文字の代わりに自分たちの文化や暮らし、そして伝統を刺繍の図柄に表現することによって大切に次の世代へと伝えています。



モン族の刺繍の図柄はただ美しいだけでなく一つ一つにモチーフに祖先や精霊への尊敬の念や家族の幸せや健康を願う大切な意味が込められているそうです。



調べ進んでいくと、コットン麻デニムに施した渦巻柄のステッチと似たような図柄がモン族の刺繍の中にありました。その刺繍の意味は「家族」。
なんだか嬉しいような申し訳ないような不思議な気分になり、この生地はもっと違う大切なものとして扱わないといけないんじゃないかという気持ちがわいてきたり、、、。

でも思いを刺繍に託し作った生地が、遠く離れた日本で新しいデザインのバッグとして生まれ変わり、楽しそうに使っている姿を見たら、モン族の方々もきっと喜んでいただけるのではないかなぁ。

そんな思いでいま、ブログを書いています。

こんなこともあって今回のシリーズの名前を山岳少数民族のモン族にちなんだ「山」という意味の「dzil(ゼフス)」モン族とito-gakuのコラボデザインをぜひオンラインショップからご覧下さい。




dzil(ゼフス)」シリーズは生地がなくなり次第、制作終了となりますので気になるものがありましたらお早めにお買い求めください。










2019年9月2日月曜日

実は僕🚘ミニ乗りなんです🚗🚗🚗

ミニ🚘乗りになってはや8年。僕が乗っているのは1997年製、20年前のミニ🚘🚘🚘
ミニで走っていると、対向車のミニとすれ違うときにお互いに手を振ったり、笑顔を交わすことがほとんど・・・
「ミニ」に乗っている人は絆が強いなぁと感じます。今日はそんなミニ乗りが集まるイベントのお話です🚗🚗🚗

ミニの歴史は今年で60周年、そんなこともあり今年のミニのイベントは盛大なものになり8月24日と25日の2日間、富士スピードウェイで開催されました。
そんなミニ乗りが集まるイベント「32フェス」に初めて参加してきました。


さて、24日の早朝、富士スピードウェイに到着!










6時前なのにすでにミニが続々と集まってきています。








そんなミニを眺めていると時間もあっという間に過ぎ、この時しか買えないお宝を求めに急いでフリマ会場へ・・・・。

早速、目に飛び込んできたのは変わったプリント柄のTシャツを並べているお店・・・日遊品さん!!
そのプリント柄はとても愛嬌がありミニ乗りにしかわからないデザイン。
例えばラバコン柄、ラバコンなんて言ってもわからないですよね(笑)ミニ独自のゴム製のスプリングなんです。
「これをTシャツにっ????すげーなぁー」
しょっぱなからミニ愛が強すぎます(笑)








僕は「乗る前にオイルチェックを忘れると油断大敵」みたいなTシャツを購入。ミニ乗りにはとても大事なことです。

ミニ大好きなご夫婦でやってらっしゃるイケてるお店に出逢えて、幸先良いスタートです。










次に目に入ってきたのはミニの部品に群がるオヤジの皆さま。






朝8時の開店から超混み合っています。
もちろん僕もオヤジなので違和感なくその群れの中にスル~っと入っていきました(笑)









いよいよ会場はミニが大集合状態に。





全国から2000台が集結!!
いや、すごい数、こんなにたくさんのミニを見たことが今までないので大興奮。


















写真はほんの一部ですが、ずっと眺めていてもあきないですね。
いろんなミニがいて、そしてどのミニも大事にされているのが感じ取れます。


さてさて富士スピードウェイといえばサーキットレースですよね。

こんな可愛いミニがレースできるの?と思われるかもしれませんが、実はミニのレースすごいんです。

こんな小さなミニからすごい爆音を出して目の前を通過していく姿を見ると
「大丈夫?壊れないの?」と、つい思ってしまうほどです。


でも大丈夫!!
何が起こっても優秀整備士がピットでスタンバイ!!
えっ!
ぬけがらぁ~~😲😱😨



中には原型がわからないくらい改造されたミニもいました。



実は自分のミニをメンテナンスに出している工場の方もレースに参加されていてその応援にも力が入ります。


何度もいうようですが、ずっと見てても全くあきない。
こんなところを一生懸命に走っているミニの姿もかわいいですね。


コースから見るとこんな感じです。


実は僕です(笑)
追い越し禁止の20分走行参加へ・・・
こうふんしました。

Facebookに少しですが動画もあります。
ご覧いただいた方「いいね!」も宜しく😅



さて、長くなりましたがこれからはバッグ屋のお話です!!

こんなにミニが大好きなたくさんの人たちと会えるのは滅多にないチャンス🌟
そんな人たちと趣味が合わないわけがありません。
なのでito-gakuのプチ営業開始!!

ミニといえば、イギリス。イギリスといえばユニオンジャック
そこで”ユニオンジャック”を持ち手にあしらったミニミニトートを作って、ミニのリアウィンドウに飾り
「うちはカバン屋なんです」みたいな控えめ演出を(笑)

ガラスに張ったロゴマークのシールにあるQRコードを読み取るとホームページへジャンプ🏃‍♀️🏃‍♀️🏃‍♀️

でもなかなかイイ感じ。
いかにもロンドンの高級百貨店のウィンドウに並ぶかわいいbagのように見えてきた~(笑)

このミニミニトート、まじ小さいんです。でもいつも作るバッグと同じ作りなので、
おもちゃではありません。実用可です(笑)

1個多めに作ったので、ミニ乗りの方も乗ってない方も1個限定販売、早い者勝ち、
お値段はミニのミニミニなので税込3,232円です(笑)気になる方はお早めに・・・。

サイズは、
High(高さ)約12cm
Wedge(マチ)約6cm
Bottom width(底幅)約9cm
Opening width(開口部幅)約15㎝
Handle(取っ手・開口部からの高さ)約5.5㎝です。











いつものトートバッグと比べるとこんなにちっちゃいです。












ネットショップには今のところ出品予定はございませんので
ご希望の方はブログのコメントでご連絡いただくか、こちら(ホームページのcontact)からご連絡ください。

ミニバカの長いブログにお付き合いいただきありがとうございました。
今日の内容、面白かったと思っていただけたらコメントもお待ちしております。

公式ホームページ www.ito-gaku.com

お知らせです。

こちらへ来て頂きありがとうございます。 ブログは下記に引っ越し致しました。 http://blog.livedoor.jp/ito_gaku/preview/edit/7ffaf8e6844ab1b10962c9bc01ea12ea これからもどうぞよろしくお願...